政府から「新しい資本主義」の実行計画案が発表されました。その中で、すべての世代を「貯蓄から投資に」シフトさせるべく改革をするとしています。
貯蓄だけでは国民の資産が増えない現状を、打破する為ではないでしょうか。

高校でも授業の中で金融教育をすこしづつ始めていますし、国の本気度合いが伝わってきます。

話は変わりますが、先日頂いたご相談の中に、
「実家で1人暮らしの70代の母親が介護度が重くなってきて、施設に預けた方が良いとケアマネに言われたので探している」とのご相談でした。

老人ホームの費用は安いところが人気が高く、そのため数年待ちという事も多いです。それ以外にもおむつ代、入浴や介護サービス費、医療費などが発生すること、お母さまに何かあればお子様が対応しなければならず、交通費や労力を要しますとお話しすると、

「母親の年金だけでは足りないかもしれない、会社を休めるかが心配」などと話されていました。

なぜか最近このようなご相談が多いのですが、このような方には介護制度や税制をうまく活用することをお話させていただいております。実際に介護が身近になった時に費用が予想以上に掛かることを実感される方が多いようです。

老後の介護費不足問題を解消するためにも、少しづつ備える事が大事だと思う今日この頃でした。

投稿:有元